悪魔のKISSのあらすじと無料で視聴する方法を紹介
![]() 「悪魔のKISS」は1993年7月からフジテレビ系で放送された全12話のテレビドラマで、キャッチコピーは「悪魔のような誘惑が、はたちの夢を狂わせる」というものでした。作品は静岡県焼津市から上京してきた中学時代の同級生の3人の女性が人生の崩壊に向かって堕ちていく様子を描いており、ドラマ中には今の時代では放送できない過激な内容でもあったことから当時は話題になりました。 この作品のあらすじは、メインとなる3人の主人公のストーリーを中心に廻っており、奥山佳恵演じる斎藤みさをと深津絵里演じる朝倉幸子、常盤貴子演じる柘茉莉子は全員静岡県焼津市の出身で、同じ中学の同級生で面識がありました。みさをは高校卒業と同時に上京し、絵本作家として売れることを目指しています。駅前の売店で働いていますが絵本作家の北原先生の家で働けるようになり、現在は週3日はそちらで働く生活をしていましたが実は北原先生はレズビアンであり、みさを自身に関係を迫ることになります。 みさをの性格はお人好しでおせっかいなため、困り果てている幸子や茉莉子を見ると放っておくことが出来ません。しかし苦しい立場の二人にとってはそんなみさをのおせっかいは邪魔に感じられ、きつい言葉を浴びせられることも少なくありませんでした。幸子は中学卒業後に引っ越しをして東京で暮らし始めることになります。 出版社で電話交換手として働いていたところ、母親の恋人である寺脇康文演じる加藤に襲われてしまい、家を出て一人暮らしを始めます。そんな辛い時期に出版社で出会ったのが、西島秀俊演じる佐渡で優しい佐渡に対して好意を抱く幸子でしたが、実は佐渡は新興宗教「まごころの家」の人間でした。 デートとしてまごころの家につれてこられた幸子は、そのまま新興宗教に入信してしまったり、献金を横領されたりなど様々な苦難にあうことになります。 茉莉子は東京の大学に進学し、きらびやかな生活をおくりたい一心でカードローンに手を出してしまい多額の借金に苦しみます。 カード会社で働く大鶴義丹演じる田村と肉体関係を持ったことをきっかけで、借金返済のために働き始めたクラブも気がついた時は300万円の借金を作った状態で潰れてしまいます。 さらなる金策を探すためにファッションヘルスで働くことになりますが、初めての客として訪れたのは幸子を襲った加藤であり、加藤自身にのめり込むことで働いたお金も加藤に渡してしまいます。さらにファッションヘルスで働いている映像が、アダルトビデオとして流出しさらに加藤に覚醒剤を勧められることで、薬物中毒にまでなるなど非常に厳しい立場に追いやられていきます。 茉莉子の父親は開業医であり裕福な家庭で育った茉莉子ですが、親と不仲であったためお金は借りようとせず自分で借金を返済しようとはしませんでした。という内容のあらすじとなっています。 悪魔のKISSは、今をときめく大物女優や俳優が現在では放映出来ないような際どい内容を扱った作品ということもあり、現在も話題になることが多い作品です。 ただ作品中に主演の常盤貴子さんの上半身のヌードシーンなどが放映されたことから、現在は版権自体を常盤貴子さん再度に買われ、再放送やDVD販売も行われていないことも伝説的なドラマとして語り継がれています。 しかしこの作品の魅力はそういった作品が世にでなくなった背景だけではなく、主人公が若く上京してきた身であり当たり前の日常をおくっていた人たちが、ちょっとした歯車のかけ違いから人生を破滅させていくという恐怖は現代でも十分通用する内容となっているためです。 そしてこの作品の主題歌にはサザンオールスターズの「エロティカ・セブン」という名曲が使用されていることも非常に有名で、ドラマのストーリーを題材にぴったりな音楽によってさらに魅力を引き上げていると高く評価されています。 この動画は以下のVODから初月無料で視聴できます。 |
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