ベロニカは死ぬことにしたのあらすじと無料視聴方法を紹介
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ベロニカは死ぬことにした」は精神科病院においてもう一度生きようとする姿を描いた作品です。真木よう子のヌードが話題になった作品で、当時多くの人が映画館に足を運びました。
主人公のトワは図書館司書として真面目に働いていていました。誰とも話すことなく、事務的な作業を行っています。夜になると華やかなドレスを着用して、豪華なバーで男性と楽しいひと時を過ごしています。
男性とのお酒を楽しんだり、酔っ払い機嫌よさそうに帰宅するのでした。順調そうな生活を送っている彼女ですが、実は生きたくないという願望を抱えていました。自分の部屋には大量の睡眠薬があり、錠剤を机に並べて錠剤を一粒ずつ飲んでいきます。意識が朦朧としてくると大嫌いな自分に手紙を書きます。
しかし筆が進まず意識を失っていくのです。トワは森の中にある病院で治療を受けることになります。少し風変わりな病院でホテルのように広く開放的な雰囲気があります。患者たちは院内で自由に歩いていて、拘束されている人はいません。患者は好きに振る舞っていて、院長や師長などの医療スタッフは個性的で、食事スタッフも自分らしく働いています。
彼女は睡眠薬の過剰摂取によって心臓が傷ついており、余命が1週間から10日であることを知らされました。余命を知った患者は彼女と関わろうせずに、他の患者に近づくなら敵意を向けられるようになります。患者の間には距離がありますが、積極的に近づこうとする同室のサチや、回復しているショウコなどと交友を深めていきました。彼女を見つめるクロードの存在に気づくようになります。診察を受ける中、トワはこの先退屈な日々が続くことが耐えられないと言い出します。余命がわずかでも自分の手によって自分の時間を終わらせたいと医者に言いました。
ショウコに頼み病院の外に連れ出してもらうと、街で睡眠薬を入手し、ショウコが病気を発症した映画館に向かいます。ショウコは自分がやりたいことを否定され、パニック障害になっていました。仕事や家族も失ったショウコですが、再び映画館においてパニックを起こし絶望してしまいます。トワは立ち直ったとショウコを慰めました。病院に戻ると、サチは意識を失っていて、回復した後病気になった経緯をトワは尋ねます。
サチは報われない愛を求めていて、産んだ子供も愛せないと言います。サチのことを慰め、母親が病院を訪ねてたことで、親の期待に応えていたこれまでのトワの人生が明かされます。トワは話さないクロードの過去を知ることになり、自身も悩みを抱えていた師長から過去の話を聞きました。師長は自分を好きになることによって、生きたくはないという願望を捨てることができると言いました。
トワはショウコとサチから余命は短くても、楽しいことをすべきだとすすめられます。クロードと幸福で満たされた関係で結ばれたいと思うようになり、最後の恋人になってほしいと彼に伝えました。トワは彼にピアノを教えると、二人で楽しく弾くことができました。彼女たちに気づいた患者やスタッフが集まり、パーティーが開催されます。院長によって永遠に続く毎日はないと教えられるトワは、余命が24時間以内ということを伝えられます。
残り少ない人生を自分の意志で過ごすため、クロードと一緒に病院を抜け出すのです。その夜クロードと結ばれるようになり、トワは幸福の中で満たされ本当の自分を見つけることができました。余命宣告は彼女を生きさせる嘘であったことが分かり、クロードと結ばれた次の朝、残りの人生を生きることをトワは決めたのです。パウロコエーリョの小説がベースになっていて台を日本にした作品になります。
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