コンテイジョンのあらすじと無料視聴方法を紹介

新型ウイルス感染拡大が続いています。コロナウイルスもしくはcovid19と呼ばれている新型ウイルスは中国の武漢で確認され、ヨーロッパに飛び火し、アメリカで爆発的な感染を引き起こすなど、世界中で猛威をふるっているさなかです。日本ではクルーズ船の発症が確認されたことが始まりでした。アジア諸国やヨーロッパで感染が拡大しているなかで、はじめは日本の拡大はあまり見られていません。しかし、3月になると徐々に大都市圏で発病が見られ、有名芸能人の感染や死亡も見られました。4月になると緊急事態宣言が発令され、日本全国で外出自粛や経済活動の縮小がなされています。2019年の年末にウイルスが発見されてから、こんにちまでの経過は「まるで映画を見ているようだ」と形容されます。
実はまさに今のコロナ現象を予言したような作品があります。それが2011年制作、スティーブン・ソダーバーグ監督の「コンテイジョン」です。感染症の驚異と人々のパニックを正確に描いたスリラー映画となります。この映画が預言書と言われているのは物語の進行と現在のコロナ現象に共通点が多いからです。あらすじを追いながら共通点を探っていきましょう。
まず、物語は中国・香港から始まります。香港で用事を終えたベス(グウィネス・パルトロウ)はシカゴに立ち寄ります。シカゴには彼女の元カレがいました。空港で彼女は激しい咳をしています。その二日後、ベスはミネソタ州ミネアポリスの自宅で突如倒れるのでした。夫のミッチ(マーク・ウォルバーグ)はベスを病院に運びましたが、原因も分からないまま命を落とします。自宅に帰ると、ミッチは息子も死亡していることを発見しました。ミッチは隔離されましたが、調査により免疫があることが発覚します。
その頃、体調が悪化したのはベスだけではありませんでした。ベスを起点として、ベスに香港で接触した人間が広東やロンドン、東京で体調不良になっている映像が挿入されます。スイスではWHOに勤め、疫学の専門家であるレオノーラ(マリオン・コティヤール)博士により、パンデミックの報告がなされます、
舞台はアトランタに変わります。国土安全保障省の職員と疾病予防管理センターが会い、新型の感染症について議論しました。その会話の中には生物兵器によるテロではないかという意見も出されます。次に病気の探偵と呼ばれるエリン・ミアーズをミネアポリスに派遣しました。エレンは発生源をベスに遡ることまでできましたが、感染し死亡します。ついにパンデミックが起こったことにより、シカゴやミネアポリスは封鎖されることになったのです。
レオノーラはWHOの独自調査により香港に派遣されます。最初の感染者をゼロ号感染者と言いますが、いったい誰がゼロ号感染者なのか突き止めようという派遣でした。一方、サンフランシスコではウイルスの特定を成功したことにより、ワクチン開発が始まりました。しかし、治験をクリアして実用化されるのはまだまだ先のことです。この時点での感染者数は800万人を超え、人々は買い占めに走り、街の機能は麻痺しつつありました…。
いかがでしょうか、ウイルスが中国発であることを始め、主な症状が咳であること、感染力が非常に強いこと、都市封鎖が行われたことなど、コンテイジョンのあらすじは現在のコロナウイルスと共通点がいくつもみつかります。コロナウイルスは現在進行系の事態なので、決着がどのようになるのか想像がつきません。しかし、映画は完結しています。クライマックスはこれから後に起こることのヒントになるかもしれません。
コンテイジョンではついにワシントンの女性医師がワクチン開発に成功しました。彼女は自分の体で実験することでワクチンを開発します。ワクチンができたことにより世界は少しずつ日常に戻り始めます。そして、ベスが誰によって感染したのか判明するところで物語は終わります。"
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